不動産投資において、ローンの選定は収益性を大きく左右する重要なポイントです。
収益物件を仲介取引で購入する際には、不動産投資ローンの借り入れがネックになります。
今回はINVASEの借り入れサービスによって、上下2戸賃貸の空室戸建てを自己資金10%以下、金利2.3%×28年ローンで借り入れ成功した事例をお届けします。
※時間がない方へ・・・購入したい物件がすでに決まっていて今すぐ不動産投資ローンの借入相談をしたい方は「借り入れサービス」をご利用ください。自宅にいながらオンラインでお申し込み頂けます。
上下2戸賃貸の空室戸建てを好条件で借り入れ
今回ご紹介するのはS様。東京都世田谷区にある築13年の戸建て物件を、投資用として約9,314万円での購入をご検討されていました。
この物件は、空室であることから、融資審査上では「ネガティブ要素」として扱われやすい条件でした。
空室で賃貸稼働率ゼロという状況は、金融機関に「収益性が不確か」と見なされ、担保評価や融資金額に影響が出ることも珍しくありません。
購入希望者の自己資金比率が重視されやすく、初期費用の負担が大きくなるリスクもあります。
そのうえ、物件価格が9,000万円超と高額であり、さらに戸建てでありながら上下2戸に分けた賃貸形態という特殊な構造をしていたため、どの金融機関であれば融資が可能か不安を感じておられました。
こうした背景から、INVASEのサービスにご相談いただきました。
INVASEでは不動産投資ローンの借入可能額がわかるバウチャーサービスに加えて、購入したい投資物件の借入サービスも提供しております。
借入サービスではお客様のご状況と物件概要を頂戴し、お客様のご状況に合わせて不動産投資ローンのご提案を実施いたしました。
今回の借り入れ条件は以下の通りです。
・所在地:東京都世田谷区
・物件種別:RC 戸建て
・ローン本数:1本
・借り入れ金額:8,700万円
・自己資金:614万円
・金利:2.30%
・期間:28年
・毎月賃料:0円
・毎月返済額:約35万円
・月次収支:約35万円の赤字(※融資実行時は空室のため。入居後は黒字転換見込み)
結果として、空室物件というハードルの高い条件下で、借入額8,700万円を金利2.30%で確保することができました。
さらに、28年の融資期間を確保できたことで、月々の返済額を抑えることができています。
現在は空室のため一時的に月次収支はマイナスとなっていますが、物件は駅から徒歩圏内とアクセスも良好な立地です。
周辺には商業施設や教育機関も揃っており、生活利便性が高いことから、早期の入居が期待できます。
満室となれば安定したキャッシュフローの確保が可能な見込みです。
将来的には安定したキャッシュフローを実現できる可能性の高い投資として、S様にとって前向きな一歩となる借り入れとなりました。
上下2戸賃貸の戸建て投資とは?
今回の物件は、戸建てでありながら1階と2階がそれぞれ別々の住戸として賃貸可能な「上下分割型」の特殊な間取りとなっています。
- 1階:1Kタイプの単身者向け住戸
- 2階:2LDKタイプのファミリー向け住戸
このような物件は、「戸建て」よりも「ミニ1棟アパート」に近い運用が可能であり、空室リスクの分散や、異なる入居ニーズの取り込みが可能になります。
また、2住戸からの安定した家賃収入が見込めるため、金融機関からの評価も得やすく、結果として今回のような好条件(低金利・長期融資)でのローン実行にもつながっています。
上下2戸賃貸は戸建てとしての売却もしやすく、将来的な出口戦略にも柔軟性がある点も大きなメリットです。
まとめ
今回はINVASEの借り入れサービスによって、上下2戸賃貸の空室戸建てを自己資金10%以下、金利2.3%×28年ローンで借り入れ成功した事例をお届けいたしました。
「戸建て × 複数戸賃貸」という形態は、金融機関によって評価の仕方が大きく異なるため、物件の構造や収支計画に応じた最適な銀行選定が重要です。
INVASEであれば、戸建、区分マンション、一棟物件など幅広い物件において新築中古問わずローンのご紹介でお手伝いできる可能性があります。
他社は物件とセットでのローン案内なのに対し、INVASEは「物件がすでに決まっている」投資家様のための後付け融資サポートも強みとしています。お気軽にご相談ください。
是非借り入れサービスをご活用ください。
参考記事
>>不動産投資ローン借り入れ事例 晴海フラッグを低金利で投資用ローンの借入を実現
>>不動産投資ローンはどの銀行がオススメ?金利や審査基準を比較
*お客様事例に掲載する情報には充分に注意を払っていますが、成果には個人差がありその内容について保証するものではありません。