今から数年前に区分マンションの収益物件を購入した方で金利が2.5%を超えていると毎月の賃貸経営に大きな支障をきたします。そのため、今の金利がいくらかを把握し、金利が2.5%を超えているなど高い場合には借り換えを行い収支改善の検討を行いたいものです。中には区分ワンルーム投資で金利が2.5%を超えたまま運営をされているケースもあり、うまくいくと金利を大きく下げて劇的に賃貸経営の安定化を図ることにも繋げられます。

今回は自己資金少なく1R物件を借り換えし160万円のメリットを実現できた事例をご紹介いたします。

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2.6%の金利を1.9%に借り換え

今回ご紹介するのはW様。千代田区で6年前に1R(ワンルーム)投資を開始。当時はまだ金利が比較的高い水準であり、2.6%の借入で不動産投資を開始されました。購入当時の金利は2.6%で比較的区分マンション投資の中では高い分類になります。区分マンションの購入に関していうと特に不動産投資ローンの斡旋時の条件は不動産会社によって大きく異なります。6年前でも金利が1%台後半などで借り入れできる事例もあれば、提携金融機関が少ないことを理由に今回のW様のように2.6%台での斡旋になることもあります。

ここまで運用していた中で金利環境も変わってきたこともありお借換えを検討されました。金利が高い場合、1%でも金利を下げることに成功すると毎月返済額は大きく削減することにつながります。

結果として、借り換えメリットは約160万円、毎月返済額も約0.5万円削減することができました。


借り換え前

借入残高:約2,300万円

期間:約29年

金利:2.6%

月次返済額:約9.2万円


借り換え後

借入残高:約2,400万円

期間:30年

金利:1.9% 

月次返済額:約8.7万円


今回の借り換えによって1年期間を延長することにも成功しております。結果として毎月返済額は0.5万円ほど、総額の利息削減メリットは約160万円ほどを実現されております。

区分マンション投資においては特に毎月の支出を抑えることが賃貸経営の健全化にもつながるため、金利が高い方は是非見直しを行っておきたいものです。

まとめ

今回は自己資金少なく1R物件を借り換えし160万円のメリットを実現できた事例をご紹介いたしました。

2%半ばの金利を1%台後半まで見直すことができますと、毎月のキャッシュフローは劇的に改善します。

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