ほとんどの人は不動産投資をするに際して、不動産投資ローンを組みます。しかし、ベストな不動産投資ローンを初めから組める方はごく少数です。相場がわかりにくいこともあり、借り入れした後に高い金利であることを知って後悔する方も少なくありません。
今回は東京都2Kの物件を自己資金10万円以内で借り換えし、総額約280万円削減した事例をご紹介します。
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総返済額を約280万円削減し、キャッシュフローを削減
今回ご紹介するのはY様。東京都で築6年の2K物件を所有するY様は、金利が比較的高い水準であり、2%代中盤の金利で借入をされました。
区分マンションの購入に関していうと、不動産投資ローンの条件は不動産会社によって大きく異なります。金利が1%台後半などで借り入れできる事例もあれば、提携金融機関が少ないことを理由に今回のY様のように2.6%台での斡旋になることもあります。
ここまで運用してきた中で金利環境も変わってきたこともあり、借り換えを検討されました。金利が高い場合、1%でも金利を下げることに成功すると毎月返済額は大きく削減することにつながります。
結果として、金利を2%台後半から1%台まで下げ、毎月返済額を約0.8万円削減し、総返済額は約280万円削減することに成功しました。
借り換え前
借入残高:約2,900万円
期間:30年
金利:2.60%
月次返済額:約11.4万円
借り換え後
借入残高:約3,000万円
期間:30年
金利:1.70%
月次返済額:約10.6万円
今回の借り換えでは、自己資金を10万円以内での見直しに成功されております。金利を1%台まで引き下げることに成功したおかげで、毎月のキャッシュフローを黒字化することに成功しました。
区分マンション投資においては、特に毎月の支出を抑えることが賃貸経営の健全化にもつながるため、金利が高い方は是非見直しを行っておきたいものです。
また、25年1月に日銀の政策変更により更なる利上げがなされました。今後金利が上昇することも鑑みて今から金利を下げておくことは重要な意思決定になります。
まとめ
東京都の2K物件を自己資金10万円以内で借り換えし、総額約280万円削減した事例をご紹介いたしました。不動産投資を成功させる鍵は、運用だけでなく、ローンの見直しや条件改善にもあります。借り換えは、適切なタイミングで行えば大きなメリットを生む可能性が高いです。
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