
【2026年6月】不動産投資市場マンスリーレポート INVASE Flash
2026/6/11INVASE(不動産投資)
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コラム
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【2026年5月】不動産投資市場マンスリーレポート INVASE Flash
2月末から続いた米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃は一旦停戦となったものの、ホルムズ海峡の閉鎖は継続しており、予断を許さない状況が続いています。
日経平均はイラン問題収束期待から一時6万円超まで回復。10年国債は2.5%(27年ぶり高水準)まで上昇する一方、レジデンシャル系REIT3社の利回りはほぼ前月並みで、将来のインフレ期待を背景にイールド・スプレッドの縮小が顕著です。
都心3区インデックスではファミリー(75㎡)が頭打ちとなる一方、シングル(25㎡)は+5pt上昇。ファミリーは賃金上昇・35年超ローン・ペアローン活用による借入拡大要因が一巡。賃料上昇継続でキャップレート改善が見込まれます。
米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃は一旦停戦したものの、ホルムズ海峡の閉鎖が続くなど中東情勢は依然として不透明です。日経平均はイラン問題の収束期待から一時6万円超まで戻した一方、10年国債利回りは2.5%と27年ぶりの高水準に達しました。それでもREIT利回り(レジデンシャル系3社平均)はほぼ横ばいで推移しており、イールド・スプレッドの縮小が顕著です。将来のインフレ期待が利回り低下圧力として働いているためと考えられます。
都心3区の大型マンション・インデックスでは、ファミリー(75㎡)が頭打ちとなる一方、シングル(25㎡)は+5pt上昇しました。ファミリーは賃金上昇や35年超ローン・ペアローン活用による借入額拡大という押し上げ要因が一巡しており、今後の一方的な価格上昇は期待しにくい局面です。一方、インフレを背景に賃料の上昇は継続する見込みで、価格が頭打ちとなるなかキャップレート(利回り)の改善が引き続き見込まれます。

近隣の2008年築のステーションガーデンタワーと共に山手線・京浜東北線・京成本線を利用できる日暮里駅前のランドマークタワーマンションです。リーマン・ショック前後に企画されたこれらの高仕様マンションは、価格上昇と賃料水準のバランスを精査すべき局面にあります。CoAMer理論の観点では、駅距離や再開発期待だけでなく、管理状態・成約賃料・主要オフィスエリアへの通勤利便性が近い他物件との比較が重要です。西日暮里駅前再開発の進展により、日暮里駅前既存タワー群がどこまで再評価されるか、エリア全体の価格形成にどのような影響を与えるか、ベンチマーク物件として引き続き注目が必要です。
東急不動産による住宅・商業・業務・文化交流機能を含む大規模複合再開発に注目。駅前の回遊性や街の滞在価値が高まることで、既存マンションの評価にも波及する可能性があります。足元では計画進捗と周辺売出価格の変化が焦点となります。
将来期待を織り込んだ売出価格が増える一方、賃料が同じ速度で上がるとは限りません。価格とベンチマーク賃料の乖離を見極めることが不可欠です。
西日暮里側で新築供給が進むと、日暮里駅前既存タワー群との比較が強まります。築年数・仕様・管理状態の差がどのように評価されるか注視が必要です。特に駅へのアクセス性や共用部の管理水準は、築年数を超えて評価を左右します。
山手線沿線でありながら相対的に価格上限が抑えられてきたエリアとして、1LDK・2LDKの実需兼投資ニーズや近隣板状マンションの再評価にもぜひご注目ください。都心アクセスと生活利便性の両面から、賃料・物件価格のキャッチアップ余地をモニタリングすることが重要です。

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