月収40万円という数字は、多くの社会人がキャリアの節目に意識する一つの到達点です。しかし「月収40万円」と聞いたとき、実際に手元に残る金額がいくらになるのかを正確に把握している方は少ないのではないでしょうか。
月収40万円の場合、税金や社会保険料を差し引いた手取り額はおおよそ30万5千円から31万5千円程度になります。額面の約77〜79%が実際に使える金額となり、残りの約21〜23%は所得税・住民税・社会保険料として控除されます。
本記事では、月収40万円の手取り額を2025年度の最新料率をもとに正確に計算したうえで、年収換算では何円になるのか、日本の給与水準と比べてどの位置にあるのか、どんな仕事で実現できるのか、そしてどのような生活水準が期待できるのかまで、詳しく解説します。
さらに手取りを最大化するための方法や、月収40万円という収入を活かした資産形成・不動産投資の考え方についてもお伝えします。
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INVASE事業責任者・渕ノ上(ふちのうえ)

コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社 取締役CSO
株式会社FFP 代表取締役
立教大学法学部法学科卒業。在学中より法律系予備校に通い法律を学ぶ。大学卒業後コンサルタントとしてECサイト運営会社を起業すると同時に不動産コンサルタントとしても業務を開始、不動産関連法律資格の講師として活動。
【保有資格】
不動産コンサルティングマスター / 宅地建物取引士 / マンション管理士 / 管理業務主任者 / AFP / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / マンション維持修繕技術者 / マンション建替士
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INVASEメディア運営会社
【運営】株式会社MFS
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【グループ会社】コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社
▼免許登録
宅建業免許番号:東京都知事(2)第102833号
月収40万円の手取り額はいくら?詳しく計算
月収40万円から差し引かれるものの仕組み
月収40万円という額面から手元に残る金額を求めるには、まず何が控除されるのかを理解する必要があります。主な控除は社会保険料と所得税・住民税の2種類に大別されます。
社会保険料は健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料の3つで構成されます。健康保険料は都道府県や加入する健康保険組合によって料率が異なり、2025年度における東京都の協会けんぽの健康保険料率は9.91%(2024年度の9.98%から引き下げ)となっています。この料率は労使折半のため、本人負担は約4.955%です。厚生年金保険料率は全国一律18.3%で固定されており、折半後の本人負担は9.15%です。雇用保険料は2025年度から労働者負担分が0.55%となっています。
所得税は課税所得に応じた累進課税で計算されます。月収40万円の場合、年収ベースで適用される税率を月割りで源泉徴収されます。住民税は前年の所得に基づいて計算され、課税所得のおおむね10%程度に均等割が加わります。
独身者(扶養なし)の場合の手取り額
月収40万円の独身者で扶養家族がいない場合の手取り額を、2025年度の最新料率で計算してみます。
月収40万円の場合、標準報酬月額は41万円の等級が適用されます。健康保険料(東京都・協会けんぽ)の本人負担分は41万円×9.91%÷2≒約20,317円、厚生年金保険料の本人負担分は41万円×18.3%÷2≒約37,515円、雇用保険料は40万円×0.55%=2,200円です。社会保険料の合計はおよそ60,000円となります。
所得税は、月収40万円・社会保険料控除後の課税対象額に基づき計算され、独身・扶養なしの場合で源泉徴収税額はおおむね月額1万6千円から1万8千円程度です。住民税は前年所得をベースに月額約1万6千円から1万8千円程度が控除されます。
これらを合計すると月の控除額は約8万5千円から9万円となり、手取りは約31万円から31万5千円程度となります。
扶養家族がいる場合の手取り額
配偶者や扶養親族がいる場合、所得税・住民税の負担が軽減されるため、手取り額が増加します。
配偶者控除が適用される場合、年間38万円の所得控除を受けられます(配偶者の合計所得が48万円以下の場合)。扶養親族が1人追加されるごとに、原則として38万円(16歳以上の扶養親族)の控除が加わります。配偶者控除と扶養控除を合計で適用できるケースでは、所得税・住民税が年間15万円から20万円程度軽減されます。
月額換算すると約1万2千円から1万6千円の税負担減となり、手取りは扶養なしと比べて約1万2千円から1万5千円多くなり、32万円台半ば程度まで上昇します。
出典:国税庁「配偶者控除」
ボーナスがある場合の手取り計算
ボーナスからも社会保険料と所得税が控除されますが、月々の給与とは計算方法が異なります。
ボーナスには健康保険料と厚生年金保険料が月給と同様の料率でかかります。所得税はボーナス専用の徴収税額表に基づき、前月の給与額と扶養人数から税率が決定されます。雇用保険料も通常通り控除されます。
例えば夏冬それぞれ月給の2ヶ月分、合計160万円のボーナスがある場合、1回80万円から健康保険料・厚生年金保険料の合計が約11万5千円、所得税が約2万5千円程度控除され、手取りは1回あたり約66万円程度となります。
月収40万円の手取り額はいくら?詳しく計算
月収40万円から差し引かれるものの仕組み
月収40万円という額面から手元に残る金額を求めるには、まず何が控除されるのかを理解する必要があります。主な控除は社会保険料と所得税・住民税の2種類に大別されます。
社会保険料は健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料の3つで構成されます。健康保険料は、居住地ではなく勤務先が加入する協会けんぽの支部によって料率が決まる点が重要で、都道府県によって料率が異なります。令和8年度(2026年度)における協会けんぽ東京支部の健康保険料率は9.85%(令和7年度の9.91%から0.06%引き下げ)です。この料率は労使折半のため、本人負担は約4.925%となります。厚生年金保険料率は全国一律18.3%で固定されており、折半後の本人負担は9.15%です。令和8年度(2026年度)の一般の事業における雇用保険料の労働者負担分は0.5%となっています。
所得税は課税所得に応じた累進課税で計算されます。月収40万円の場合、年収ベースで適用される税率を月割りで源泉徴収されます。住民税は前年の所得に基づいて計算され、課税所得のおおむね10%程度に均等割が加わります。
出典:全国健康保険協会「令和8年度保険料率のお知らせ」
出典:厚生労働省「令和8(2026)年度 雇用保険料率のご案内」
独身者(扶養なし)の場合の手取り額
月収40万円の独身者で扶養家族がいない場合の手取り額を、令和8年度の最新料率で計算してみます。
月収40万円の場合、標準報酬月額は41万円の等級が適用されます。健康保険料(協会けんぽ東京支部)の本人負担分は41万円×9.85%÷2≒約20,193円、厚生年金保険料の本人負担分は41万円×18.3%÷2≒約37,515円、雇用保険料は40万円×0.5%=2,000円です。社会保険料の合計はおよそ59,700円となります。
所得税は、月収40万円・社会保険料控除後の課税対象額に基づき計算され、独身・扶養なしの場合で源泉徴収税額はおおむね月額1万6千円から1万8千円程度です。住民税は前年所得をベースに月額約1万6千円から1万8千円程度が控除されます。
これらを合計すると月の控除額は約8万5千円から9万円となり、手取りは約31万円から31万5千円程度となります。
扶養家族がいる場合の手取り額
配偶者や扶養親族がいる場合、所得税・住民税の負担が軽減されるため、手取り額が増加します。
配偶者控除が適用される場合、年間38万円の所得控除を受けられます(配偶者の合計所得が48万円以下の場合)。扶養親族が1人追加されるごとに、原則として38万円(16歳以上の扶養親族)の控除が加わります。配偶者控除と扶養控除を合計で適用できるケースでは、所得税・住民税が年間15万円から20万円程度軽減されます。
月額換算すると約1万2千円から1万6千円の税負担減となり、手取りは扶養なしと比べて約1万2千円から1万5千円多くなり、32万円台半ば程度まで上昇します。
出典:国税庁「配偶者控除」
ボーナスがある場合の手取り計算
ボーナスからも社会保険料と所得税・雇用保険料が控除されますが、月々の給与とは計算方法が異なります。
ボーナスには健康保険料と厚生年金保険料が月給と同様の料率でかかります。所得税はボーナス専用の徴収税額表に基づき、前月の給与額と扶養人数から税率が決定されます。例えば夏冬それぞれ月給の2ヶ月分、合計160万円のボーナスがある場合、1回80万円から健康保険料・厚生年金保険料の合計が約11万5千円、所得税が約2万5千円程度控除され、手取りは1回あたり約66万円程度となります。
月収40万円は年収でいくらになる?
ボーナスなしの場合の年収
月収40万円でボーナスがない場合、年収は480万円です。
年収480万円における給与所得控除は「年収×20%+44万円」の計算式が適用され、控除額は140万円となります(収入金額が400万円超850万円以下の場合)。給与所得は480万円-140万円=340万円となり、ここから基礎控除48万円・社会保険料控除・その他の控除を差し引いた課税所得に対して所得税が課されます。年間の手取り額は約367万円から374万円程度、月額換算では約30万5千円から31万2千円です。
出典:国税庁「給与所得控除」
ボーナスありの場合の年収シミュレーション
月収40万円に加えて年2回のボーナスがある場合、年収は大きく変わります。
夏冬それぞれ月給の2ヶ月分のボーナスがある場合、ボーナス合計は160万円となり年収は640万円です。月給1.5ヶ月分ずつなら合計120万円で年収600万円、月給1ヶ月分ずつなら合計80万円で年収560万円となります。年収600万円の場合、給与所得控除は164万円、給与所得は436万円です。基礎控除48万円と社会保険料控除約80万円などを差し引いた課税所得は約300万円前後となり、年間の手取りはおよそ463万円から470万円、月額換算で約38万6千円から39万2千円となります。
年収480万円と日本の平均給与の比較
国税庁の民間給与実態統計調査(令和6年分)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円で、4年連続の増加となり過去最高を更新しています。月収40万円・ボーナスなしの年収480万円は、この全国平均とほぼ同水準です。ボーナスがある場合は平均を明確に上回る収入水準といえます。
また、平均給与を男女別でみると男性が587万円、女性が333万円(令和6年分)となっており、月収40万円は男性平均をやや下回りますが、女性にとっては平均を大きく上回る収入水準です。
月収40万円はすごい?勝ち組?統計から見た位置づけ
全体の給与水準における月収40万円の位置
月収40万円は、日本の給与所得者全体でみると平均とほぼ同水準か、わずかに上回る位置にあたります。
令和6年分の民間給与実態統計調査では平均給与が478万円(月額換算で約39万8千円)であることを踏まえると、月収40万円はほぼ全国平均と同水準です。ただし平均値は高所得者によって上ブレしやすい性質があり、年収の中央値は351万円程度であることを考えると、月収40万円は中央値を大きく上回り、給与所得者の中では比較的高い水準に位置します。
国税庁の調査によると、最も多い年収帯は300万円超400万円以下(16.3%)で、次いで400万円超500万円以下(15.4%)となっています。月収40万円・ボーナスなしの年収480万円は、給与所得者全体の平均給与とほぼ同水準であり、年収階級別に見ても比較的高い水準に位置します。
年齢別・性別で見た月収40万円の評価
月収40万円の評価は、年齢によって大きく異なります。
転職サービス大手dodaの2024年〜2025年データによると、年代別の平均年収は20代が365万円、30代が454万円、40代が517万円となっています。月収40万円の年収換算(ボーナスなし480万円)と比較すると、20代では平均を約115万円上回る高収入で「すごい」と評価できます。30代でも平均を約26万円上回っており、高水準の収入といえます。40代になると月収40万円・年収480万円は平均517万円をやや下回ります。
つまり、20代・30代で月収40万円を実現している方は、同世代の中では明確な上位層に位置しており、客観的なデータからみても「勝ち組」と呼べる収入水準です。
また、男女別の平均給与では男性が587万円、女性が333万円(令和6年分)であることを踏まえると、女性で月収40万円を実現している場合は女性平均を大きく超える高収入といえます。
業種別・職種別の収入水準との比較
業種によって月収40万円の評価は変わります。令和6年賃金構造基本統計調査によると、産業別の所定内給与額では「電気・ガス・熱供給・水道業」が437.5千円で最も高く、次いで「金融業・保険業」が410.6千円となっています。これらの高収入業種では月収40万円は平均的かやや低い水準となりますが、「宿泊業・飲食サービス業」のような業種では月収40万円は平均を大きく上回る高収入です。また同調査では東京都の所定内給与額の平均が403.7千円となっており、東京勤務でも月収40万円は平均水準を上回ります。
月収40万円はどんな仕事で実現できる?
新卒・若手から月収40万円を狙える業種
新卒で月収40万円以上を提示する企業は限られていますが、特定の業種・企業では実現が可能です。
外資系投資銀行やコンサルティングファーム、大手ITプラットフォーマーなどでは、新卒でも基本給が月35万円から50万円を超えるケースがあります。また大手総合商社では新卒初任給として月30万円前後が提示されており、残業代を含めると月収40万円前後になる場合もあります。日本企業の一般的な新卒初任給は月22万円から25万円程度ですから、月収40万円での社会人スタートは非常に恵まれた出発点といえます。
数年のキャリアで月収40万円に到達する職種
入社から5年から8年程度のキャリアを積むことで、月収40万円に到達できる職種は多くあります。
IT業界のエンジニア職は、スキルと経験が給与に直結しやすいため、入社5年程度でシニアエンジニアとして月収40万円以上を得るケースが珍しくありません。特にバックエンドエンジニア、インフラ・クラウドエンジニア、データサイエンティスト、機械学習エンジニアなど需要の高い専門領域では、転職を活用すると30代前半でも月収40万円超えが現実的な目標となります。営業職でも、法人向け無形商材の営業で実績を積めば、固定給と変動報酬を合わせた月収40万円は十分に射程圏内です。
資格や専門スキルで月収40万円を実現できる仕事
専門資格を持つ職種では、月収40万円が標準的な給与水準となる場合があります。
医療系では、看護師は夜勤手当を含めると月収35万円から45万円程度が一般的で、特定の診療科や経験年数によっては月収40万円を超えます。薬剤師も調剤薬局やドラッグストア勤務では月収40万円台が標準的な水準です。建設・不動産系では、一級建築士や一級施工管理技士の有資格者が大手ゼネコンや設計事務所に勤務する場合、月収40万円前後は標準的な水準です。
また管理職・マネージャー職も月収40万円が一つの目安となります。令和6年賃金構造基本統計調査によると、係長級の平均月収は385.9千円、課長級は512.0千円であり、係長と課長の間に位置するシニアな立場で月収40万円程度というのが標準的な水準といえます。
地方と都市部での収入格差
同じ職種・役職でも勤務地によって月収には差があります。令和6年賃金構造基本統計調査によると、都道府県別の平均所定内給与額が最も高いのは東京都の403.7千円で、地方都市では月収40万円は上位の水準となりやすい傾向があります。ただし生活費の差も大きく、東京都心と地方都市では住居費だけで月5万円から10万円の差が生じることがあります。手取りに対する生活費の割合で考えると、地方で月収40万円の方が東京での同水準よりも豊かな生活を実現しやすいケースもあります。
月収40万円の生活レベルはどの程度?
独身者の生活レベル
手取り約31万円の独身者であれば、都市部でも余裕のある生活が可能で、積極的な貯蓄・投資もできる水準です。
総務省統計局の家計調査によると、単身世帯の平均消費支出は月約16万から17万円程度です。手取り31万円であれば、平均的な支出をしても月14万円前後の余剰が生まれます。具体的な支出例として、家賃10万円(都市部・1LDK)、食費5万円、光熱費・通信費2万円、交際費・趣味3万円、その他雑費2万円で合計22万円とすると、月9万円の貯蓄が可能です。年間108万円の貯蓄ペースとなり、3年で300万円以上の金融資産形成が実現できます。
出典:総務省統計局「家計調査」
夫婦二人世帯の生活レベル
共働きで双方が月収40万円の場合、手取り合計は約62万円前後となり、かなり余裕のある生活が実現できます。
二人世帯の平均消費支出は月約27万から28万円程度であり、毎月30万円以上を貯蓄・投資に回すことも十分可能です。片方が月収40万円で、もう一方が専業主婦・主夫の場合は手取り約31万円から32万円で二人の生活を支えることになります。家賃10万円、食費6万円、光熱費・通信費2万円、保険2万円、その他雑費3万円で合計23万円とすると、月8万円から9万円の貯蓄が可能で、年間100万円以上の資産形成を着実に進められます。
子供がいる世帯の生活レベル
月収40万円で子供を養育する場合、住宅ローンや教育費の有無によって家計の余裕感は変わりますが、適切な家計管理で十分に生活できる水準です。
三人世帯の平均消費支出は月約29万から30万円とされており、手取り31万円では余裕はそれほど大きくありません。ただし児童手当が月1万円から1万5千円支給されること、配偶者控除・扶養控除の適用により税負担が軽減されることで、実質的な可処分所得は増加します。子供が小学生以下であれば教育費は公立で月1万から2万円程度に抑えられる場合も多く、月3万から5万円程度の貯蓄は十分可能です。配偶者がパートタイムで月8万から10万円の収入を得る世帯モデルでは、合計手取りが38万から40万円に近づき、生活の余裕が大きく広がります。
貯蓄と投資のバランス
手取り31万円のうち、25〜30%にあたる8万円から10万円を貯蓄・投資に回すことが理想的な配分です。
月8万円を貯蓄・投資に充てた場合、年間96万円の資産形成が可能です。このうち月3万6千円をNISA(つみたて投資枠)で長期投資信託に積み立て、年利5%で20年間運用すると、元本864万円が約1,450万円に成長します。残りの月4万4千円を預金・緊急資金として積み立てれば、20年で1,056万円の現金資産となり、合計で約2,500万円規模の資産形成が視野に入ります。
手取り額を最大化する方法
iDeCoとNISAの活用による節税・資産形成
iDeCoを活用すると、掛金が全額所得控除となるため、月収40万円の給与所得者でも年間数万円単位の節税効果が期待できます。
月収40万円の会社員(企業年金なし)がiDeCoで月2万3千円を拠出する場合、年間27万6千円が所得控除の対象となります。課税所得によって異なりますが、所得税率10%・住民税10%の合計税率20%が適用されると仮定すれば、年間約5万5千円の節税効果が生まれます。NISAのつみたて投資枠(年間120万円まで)を活用すれば、投資による運用益・配当が非課税となります。iDeCoやふるさと納税を活用すれば税負担の軽減が期待でき、NISAを組み合わせることで運用益を非課税で積み上げることができます。
ふるさと納税の活用
ふるさと納税は、自己負担2,000円で寄付額相当の返礼品を受け取れる実質的な節税制度です。
年収480万円(独身・扶養なし)の場合、自己負担額2,000円を超える部分が所得税・住民税から控除される上限額はおよそ6万円前後となります。返礼品の還元率(上限30%)を活用すれば、実質的に2,000円の負担で1万8千円相当の返礼品を受け取ることができます。ふるさとチョイスなどのポータルサイトから上限額のシミュレーションを行い、確実に制度を活用することをお勧めします。
副業で収入を積み上げる
副業で月3万から8万円の収入を得ることで、生活の余裕と資産形成のスピードが大きく変わります。
クラウドソーシング、コンサルティング、コンテンツ制作、プログラミング受注など、本業のスキルを横展開できる副業は月収40万円層に親和性が高いものです。副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要になりますが、副業に関連する経費(パソコン、書籍、通信費、セミナー参加費など)を計上することで課税所得を圧縮できます。
転職・昇進によるキャリアアップ
月収40万円に到達している方が次に目指すのは、月収45万から50万円以上のステージです。
同業他社への転職、成長産業へのキャリアチェンジ、あるいは現職での昇進・昇格が主な選択肢となります。特にIT・金融・コンサルティング業界では、経験5年以上の人材に対して月収50万から70万円以上を提示する求人も珍しくありません。年に一度は市場価値を確認し、適正な報酬水準と自分の現状を照らし合わせることが、収入を最大化するための重要な習慣です。
月収40万円から始める資産形成と不動産投資
月収40万円は不動産投資ローンの審査で有利
月収40万円、年収480万円以上という収入水準は、不動産投資ローンを検討する際の一つの有利な条件になります。
不動産投資ローンは、金融機関が融資の可否を判断する際に借り手の年収・属性・資産状況を総合的に評価します。年収500万円前後は、不動産投資ローンを検討する際の一つの目安となる収入水準です。ただし、実際の審査では勤務先、勤続年数、自己資金、既存借入、物件評価などを含めて総合的に判断されます。月収40万円の給与所得者は条件面でのアドバンテージがありますが、勤続年数3年以上・正社員雇用という属性も合わせて重視されます。
実物不動産投資への入り口
手取り31万円のうち月8万から10万円を積み立てれば、2〜3年で200万円前後の頭金を準備できます。200万から300万円の自己資金があれば、1,500万から2,500万円程度の中古区分マンションへの投資が現実的な選択肢として視野に入ります。
都市部の駅近物件や需要の安定している単身者向けマンションであれば、月5万から8万円の家賃収入が期待でき、ローン返済後のキャッシュフローをプラスに保つ物件選びも可能です。インフレ局面では不動産価格が上昇しやすい傾向があり、現金や低利息の預金で資産を保有するよりも長期的なリターンが期待できます。
月収40万円の収入を活かした不動産投資のメリット
不動産投資の主なメリットとして、毎月安定した家賃収入によるキャッシュフロー、減価償却費を活用した節税効果、インフレ対策としての実物資産保有、将来の年金代わりとなる長期的な収益源の確保などが挙げられます。
一方で、空室リスク・修繕費用・金利上昇リスク・管理コストといったデメリットにも注意が必要です。物件選びは立地・築年数・管理状態を慎重に確認し、収支シミュレーションを複数のシナリオで行うことが大切です。月収40万円の安定した給与収入がある場合、不動産収入と組み合わせることでリスクを分散しながら資産形成を進めやすくなります。
将来の収入アップを見据えた長期的な資産形成
月収40万円は重要な通過点であり、これをベースに長期的な資産形成計画を描くことが重要です。
30代で月収40万円であれば、40代で月収50万から60万円を目指すキャリアプランと、それに連動した投資計画を組み合わせることで、退職時に数千万円規模の資産形成も十分に実現可能です。収入が増えるにつれて投資額を段階的に拡大し、複利の効果を最大限に活用することが長期資産形成の鍵となります。まずはNISAやiDeCoで少額から投資を習慣化し、ある程度の元本と経験が積み上がった段階で実物不動産投資へと対象を広げる——このような段階的なアプローチが、月収40万円層にとって現実的で継続しやすい資産形成の道筋です。
まとめ
月収40万円の手取りは、令和8年度(2026年度)の料率で計算すると独身者の場合でおおよそ30万5千円から31万5千円程度となります。社会保険料や税金で約21〜23%が控除されるため、手元に残るのは額面の8割弱です。
ボーナスなしの年収は480万円となり、国税庁の最新統計(令和6年分)で示された日本の平均給与478万円とほぼ同水準です。ボーナスがある場合は年収560万円から640万円以上となり、平均を大きく上回ります。
月収40万円の評価は年齢・性別・地域によって大きく異なります。20代では同世代の平均を大幅に上回る高収入であり、30代でも平均以上の水準です。女性では全体平均を大きく超え、給与所得者の中で上位層に位置します。一方、40代や大都市の高収入業種では標準的かやや低い水準となります。
手取り31万円あれば独身者は余裕のある生活ができ、月8万から10万円の貯蓄・投資も無理なく実現できます。iDeCoやふるさと納税を活用すれば税負担の軽減が期待でき、NISAを組み合わせることで運用益を非課税で積み上げることができます。
月収40万円という安定した給与収入は、不動産投資を検討するうえでの有利な条件の一つとなります。長期的な資産形成を考えるなら、NISAやiDeCoで投資の土台を作りながら、段階的に実物不動産投資へステップアップしていくことが一つの有効な戦略です。
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