不動産投資ローンの借り換えは総返済額や毎月返済額の削減に有効な手段です。特に一棟物件は収益性が高い一方で購入時の金利が高くなる場合が多いです。そのため、借り換えに成功すると金利が2％以上一気に引き下げられる可能性があり、総返済額に大きなメリットをもたらしてくれます。
今回は一棟物件を購入して約半年後に金利年3.9％から1.95％に借り換えができた事例をご紹介いたします。
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金利年3.9%→金利1.95%、総返済額約1,300万円削減を実現
今回ご紹介するのはC様。埼玉県に22年3月に築40年を超える木造アパートを購入。それ以外にも物件をお持ちで総借入額は約2億円に迫っておられました。
本物件は購入時に一定頭金を入れておられていたこともあり、借り換えの金融機関の評価では土地評価分のみであったものの借り換えに成功。約1,300万円の総返済額メリットを実現されました。
●借り換え前
・借入残高：約3,460万円
・期間：30年
・金利：3.9%
●借り換え後
・借入残高：3,450万円(2,750万円と700万円の2本で実行)
・期間：20年
・金利：1.95%と1.925%
・自己資金：約220万円
借り換えメリット金額：約1,300万円
今回、返済期間は同一期間ではなく短縮されたいご意向のため期間を短くされてお借入されております。期間を当初より10年短くされたにも関わらず毎月返済額はわずか1.1万円の上昇となりました。
今回の借り換えでは以下2点がポイントです。
・購入時に頭金を入れておられた
・土地値がある一棟物件を購入されていた
一棟物件は区分マンションに比べると特に金融機関の担保評価が厳しくなりやすいです。そのため、土地値がしっかり出るような物件を購入されていることが重要です。
今回のケースですと購入時に頭金を入れておられ、土地値も出るような物件だったため購入後わずか半年後でも借り換えに成功されました。
まとめ
今回は一棟物件を購入して約半年後に金利年3.9％から1.95％に借り換えができた事例をご紹介いたしました。
一棟物件は区分マンションと比べると購入時の金利が高くなる場合が多いです。そのため、借り換えに成功すると賃貸経営を劇的に改善できる可能性があります。
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現状不動産投資をしていて、低金利環境の恩恵を受けるためには積極的に借り換えをする必要があります。
不動産投資ローンの借り換えをおすすめしたい方はこのようなローンを借りている方です。
- 現在2%以上の金利で借りている
- 残高が一千万円以上ある
- 返済期間が20年以上ある
一つでも該当する方はぜひ借り換えの検討をしてみて下さい。
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