不動産投資は儲からないという話を聞き、一歩踏み出すのを迷っている人もいるのではないでしょうか。正しい知識を身に付けて実践すれば、不動産投資でも儲けを出すことは十分可能です。リスク対策や成功のコツについて詳しく解説します。
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【目次】
不動産投資が儲からないといわれる理由
不動産投資で成功する心構え
不動産投資で得られるメリット
不動産投資のリスクを抑えるポイント
不動産投資で成功するコツ
不動産投資でも儲けることは可能
不動産投資が儲からないといわれる理由
不動産投資に失敗した経験がある人や偏った考えを持っている人は、不動産投資に悪いイメージを抱きがちです。不動産投資は儲からないと思われてしまう理由を紹介します。
物件の種類や投資手法による差が大きい
世の中にはさまざまな投資が存在し、全ての投資に大なり小なりリスクがあります。リスクを最小限に抑えながら利益を出すのが、投資で儲ける基本的な考え方です。
不動産投資にもいくつかの種類があり、物件や投資手法によりリスクに差があります。リスクが大きい物件や手法を選ぶと、儲けを出しにくくなるでしょう。
不動産投資が儲からないと考える人は、さまざまな種類がある不動産投資の物件や手法をひとくくりに捉える傾向があります。一つの投資手法で失敗した経験がある場合、不動産投資自体が危険なものであると考えがちです。
短期的な利益は得にくい
不動産投資は長期的な視点に立って儲けを狙う投資手法です。賃貸物件から得られる家賃収入で少しずつお金を増やしながら、数十年後に大きな利益を出すことが目的といえます。
株式やFXなど短期的な利益が期待できる投資をイメージしている人は、不動産投資に物足りなさを感じ、儲からない投資手法だと捉えてしまうでしょう。
一般的に、株式やFXなど短期で大きな利益を狙える投資手法は、リスクも大きくなります。中長期的な投資の代表格である不動産投資は、ある程度リスクを抑えて運用できるため、安定志向の人に適した投資手法です。
詐欺的な不動産会社も存在する
投資物件を取り扱う不動産会社の中には、利益を出せない物件を高額で売りつけようとする詐欺業者が存在します。口車に乗せられ不利な物件を買わされてしまうと、不動産投資は儲からないという結論に達しかねません。
物件のリスクを説明せずメリットだけを並べるのが、詐欺業者の代表的な手口です。最近は、空室の有無にかかわらず一定の家賃収入が保証されるサブリース契約を迫り、契約後に賃料を不当に下げる詐欺手法も横行しています。
不動産投資に関する知識をしっかりと身に付けた上で、誘惑に負けない冷静な判断を意識しておけば、選択肢の中から詐欺的な不動産会社を排除することは十分に可能です。
不動産投資で成功する心構え
儲からないと思われがちな不動産投資も、正しい考えを持って取り組めば利益を生み出せます。不動産投資で成功するための心構えを覚えておきましょう。
長期的な視点で取り組む
不動産投資は、長期にわたりコツコツと利益を積み上げて成功を目指す投資です。数十年後の目標を掲げ、そこに向けてじっくりと取り組むことを意識する必要があります。
不動産投資における収入の軸は、所有物件から得る家賃収入です。不安定な値動きに収益が左右されやすい株式投資などと違い、不動産投資は家賃収入の安定性をベースに収益を上げていきます。
収入が安定しているため、計画を立てやすい点もポイントです。家賃収入を基に数十年後の利益まで計算できる不動産投資は、老後の資金形成にも向いています。
自分で知識を得た上で判断する
不動産投資で成功するためには、正しい知識を得るための勉強が不可欠です。メリットやリスクに関する知識を身に付けておけば、さまざまな場面で適切な判断を行えるようになります。
不動産会社にすすめられるがままに物件を購入してしまうと、投資初心者の場合はなかなか収益が上がらないでしょう。あらかじめ目標や事業計画を立てておかなければ、選ぶべき物件や適切な投資方法も定められないからです。
不動産投資は誰かに指示を受けながら行うものではなく、自分が経営者になって行う意識を持たなければなりません。自分で責任を負える判断を行うためには、勉強による知識や情報が必要です。
不動産投資で得られるメリット
不動産投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか。儲けを出すモチベーションを高めるためにも、不動産投資の魅力を知っておきましょう。
長期的な安定収入が得られる
不動産投資の最大の魅力は、長期的に安定した家賃収入を得られることです。投資物件から毎月一定額の収入を見込めるため、収支の予測を立てやすいメリットがあります。
物件の管理業務を専門業者に委託すれば、日々の管理作業を行う必要もありません。値動きを小まめにチェックしなければならない株式投資やFXと違い、時間や手間をかけずに資産を運用できます。
ローンの完済後は支出が大幅に減るため、毎月の家賃収入がほぼそのまま手元に残る点も魅力です。中長期的な視点できちんと計画を立てれば、数十年後には不労所得に近い収入を得ることも夢ではありません。
節税効果がある
不動産経営で発生する費用の多くは、経費として計上できます。経費の中でも金額が大きくなりやすい費用が、物件の減価償却費です。
不動産経営による所得は、損益通算により給与所得と相殺できます。減価償却費の計上で不動産所得を赤字にし、給与所得との損益通算で所得総額を減らせば、所得税や住民税の節税が可能です。
物件購入費を耐用年数に分けて毎年計上する減価償却費は、実際の支出を伴わない便利な経費であるため、上手に活用できればサラリーマンは得をします。
多額の現金資産を保有しているなら、不動産投資は相続税対策としても有効です。現金を不動産に変えておけば、相続税の計算に用いる不動産評価額が購入金額より低くなるため、相続税を抑えられます。
参考>>不動産投資で節税できる仕組みとは?活用の方法と注意点を解説
現物資産としてインフレ対策になる
今後の日本は、緩やかなインフレ経済に転換していくことが予想されています。インフレ時には物価が上昇するため、現金や預貯金など、金融資産の価値が相対的に下がります。
しかし、金融資産を不動産の形に変えておけば、資産価値が大きく下落することはありません。不動産に代表される現物資産は、インフレに強いという特徴を持っているためです。
不動産経営の収入に大きな影響を与える家賃が、インフレ時には上昇する点もポイントです。物価と家賃相場の動きは連動しているため、インフレ時でも世の中の経済状況に合った家賃収入の水準をキープできます。
参考>>今からできるインフレ対策を解説。資産運用で将来に備えよう
不動産投資のリスクを抑えるポイント
不動産投資で儲けるためには、リスクを理解した上で適切な対策を講じることが重要です。リスクを最小限に抑えるポイントについて解説します。
代表的なリスクと対策を知る
不動産投資にはさまざまなリスクがあります。それぞれのリスクに対策を講じ、損失を最小限に抑えなければ、不動産経営で利益を出すのは難しいでしょう。
不動産投資における最大のリスクは空室リスクです。入居者がいない部屋は収入がゼロになるため、まずは空室リスクへの対策を重点的に講じなければなりません。
家賃下落や家賃滞納も、収入に大きな影響を与えるリスクです。空室発生や資産価値の下落を引き起こしやすい老朽化リスクにも備える必要があります。代表的なリスクと対策をしっかりと理解しておきましょう。
キャッシュフローを重視する
不動産投資ではキャッシュフローを重視した経営を意識することが大切です。キャッシュフローとは、収入から支出を引いて現金が手元に残ることを意味します。
月々の支出が大きくなりキャッシュフローが悪化すると、貯めておいた自己資金を取り崩して支払いに充てざるを得ません。自己資金も不足してくれば、物件を手放して投資を諦めなければならなくなるでしょう。
キャッシュフローがうまく回る経営を続けられれば、自己資金を維持・増額できるため、多くのリスクに対応しやすくなります。利益が出ることだけでなく、万が一の事態に備える意味でも、余裕のあるキャッシュフローは重要です。
出口戦略を考える
不動産投資のリスクを抑える方法の一つに、出口戦略を考慮して物件を選ぶことが挙げられます。出口戦略とは、物件をいつどのように売却するか考えることです。
不動産投資では物件の収益性が重視されるため、売却まで意識して物件を選ぶ人はそれほど多くありません。しかし、リスクを最小限に抑えるためには、購入時に売却のことまで考えておく必要があります。
例えば、期待通りの賃料を得られていた物件も、売却損が大きければトータルで見た場合に損をしかねません。どのような形であれ物件を手放す際に、少なくともプラスで終われるような見通しを立てることが重要です。
不動産投資で成功するコツ
不動産投資で儲けを出すためには、目標と事業計画を立てることや分散投資を行うことが重要です。不動産投資で成功するコツを押さえ、儲かる経営を目指しましょう。
目標と事業計画を立てる
不動産投資での成功を目指すためには、明確な目標を立てることが大切です。儲けたい金額や目標達成までの期間を具体的に定めることで、実現するための対策を講じやすくなります。
例えば、定年退職後に月30万円の収入を得たいという目標を立てれば、物件の規模や設定する家賃などをより具体的に決めることが可能です。定年時にローンを完済できるような返済期間を設定すれば、無理のない返済計画も立てやすくなるでしょう。
明確な目標が定まったら、目標を達成できる具体的な事業計画を立てなければなりません。不動産投資ローンの融資を受ける上でも事業計画は必要になるため、実現性の高い数字を用いてしっかりと作り込むことが大事です。
分散投資をする
不動産投資で一つの物件にこだわり過ぎると、その物件で利益が出なくなった場合に大きな損失を出しかねません。リスクを最小限に抑えるためにも、複数の物件を運用するのがおすすめです。
複数の物件を購入する際は、リスクの分散を意識しましょう。多くの物件を持っていても、全ての物件に同じようなリスクがあると共倒れになってしまいます。
分散投資では、エリア・ターゲット層・構造の違う物件を選ぶのがポイントです。最初は購入のハードルが低い区分マンションから始め、キャッシュフローを重視した経営で資金を増やしながら、分散投資で経営規模を拡大していきましょう。
不動産投資でも儲けることは可能
正しい知識を身に付けて運用を進めれば、不動産投資で儲けることは十分に可能です。短期間で利益を出そうとせず、長期的な視点に立って取り組む必要があります。
主なリスクと対策を知ることや、キャッシュフローを重視した経営を心がけることも、不動産投資で成功する重要なポイントです。自分でも勉強しながら、儲けが出る経営を目指してみましょう。
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