サラリーマンの方にとって今後の出世であったり昇給は常に気にしておかないといけない点の一つです。ただ、昨今大企業でも黒字企業でも早期退職を募る動きも出ており、個人で稼ぐことが必要になってきています。
そこで個人が働いて稼ぐ以外の不労所得、将来自分の代わりに資産を築いてくれるものはないかを検討されている方も多いでしょう。
今回は、おすすめの不労所得一覧!種類別のメリット、デメリットに関して記事にします。
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【目次】
不労所得とは?
不労所得の種類一覧
サラリーマンにおすすめの不労所得は?
主婦におすすめの不労所得は?
不労所得で月10万円稼ぐには?
不労所得にかかる税金の種類は何?
まとめ 不労所得作りをするなら1日でも早くしよう
不労所得とは?
不労所得とは、自分自身が働かなくても収入が入ってくる所得を指します。イメージは、親から相続で譲り受けたアパートなり、株式から入ってくる家賃収入や株式配当になるのではないでしょうか。
現実的に、あなたのご実家が資産家でない限りはご自身で不労所得の仕組みを作る必要があります。
働かなくても収入が入る仕組みを作る必要がありますので、実際には不労所得になるまでご自身で労働をして仕組みを作らないといけません。
不労所得の種類一覧
税金の種類を先に確認いただきましたが、いわゆる不労所得としては利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、譲渡所得、一時所得、雑所得などに7種類の所得があります。
その上で、不労所得の種類としては大きく3種類に分けられます。
・仕組みを作る
・ビジネスを立ち上げる
・資産運用をする
サラリーマンでも、仕組みを作るやビジネスを立ち上げることも副業の後押しもあり可能になってきています。
不労所得の種類:仕組みを作る
仕組みを作るとは、この後ご紹介する不労所得の内容にも関わってきますが、要はご自身で何かしらのコンテンツを作成しコンテンツから収入を上げていく方法です。
具体的には、ブログ、YouTube、Note、アフィリエイトといったものになります。
リスクに関しては、金銭的なリスクはほとんどないです。
例えばどれを選んだとしても数万円以下の費用で済みますし、ランニングコストも数千円以内で収まるでしょう。
リターンに関しては、半年から1年で月数万円、Noteであれば単価設定で1コンテンツ5,000円に設定したものが10部売れれば50,000円の売り上げになりますが、永続性があるとは言い切れません。
ただ、サラリーマンが片手間でも最も始めやすい不労所得作りになりそうです。
不労所得の種類:ビジネスを立ち上げる
次にビジネスを立ち上げる方法です。
例えば上記で上げたような、ブログ、アフィリエイトで身に付けたSEOの知識、セールスライティング力を元にコンサルを行う事業会社を立ち上げたとします。
個人で事業を立ち上げた後、業務委託を雇い、ことで売り上げを自分で働かなくとも生むことができます。金銭的なリスクは事業の規模にもよりますが、ものによっては仕組みを作ると同様にほぼかからないことも想定できます。
時間としてのコストも、元々コンテンツを作ることに長けているなど、サラリーマンで培ったコネがあればすぐに案件を獲得することも可能かもしれません。
うまくいくとハイリターンも見込めます。
と、文字にするのは簡単ですが、サラリーマンが片手間で事業を起こせるほどの時間や労力はかけられないのが現実だと思います。
不労所得の種類:資産運用をする
最後の不労所得の種類としては資産運用をすることです。
資産運用にも大きく株式、FX、不動産投資など色々種類はあります。
どの資産運用を行うかにもよりますが、銀行預金であればローリスク、ローリターンですし、FXを行えばハイリスクハイリターンで運用することが可能です。
資産運用に関して100万円から始める場合、500万円から始める場合に関して下記記事で詳しく解説していますので気になる方は御覧下さい。
>>サラリーマンが資産運用をはじめるならどういう方法がある?100万円でできるおすすめの投資!
>>500万円を使ってできる資産運用の種類とそれぞれのメリット・デメリット
サラリーマンにおすすめの不労所得は?
時間があるかどうか、月々どの程度の不労所得の仕組みを作り上げたいかにもよりますが、おすすめは手軽に始めるのであれば1つ目の仕組みを作るですし、中長期で自分の資産を築き上げたいのであれば3つ目の資産運用になります。
中でも資産運用であれば不動産投資がおすすめです。
おすすめする理由は、個人の預貯金だけでなく他人資本(銀行融資)を使って資産運用をすることができるからです。
仕組みを作るにも原則あなたの時間と労力を使って仕組みを作る必要がありましたが、不動産投資であれば銀行の不動産投資ローンを借りることでご自身の預貯金を使わずに資産運用を始めることも可能です。
要は、立ち上げの段階から他人資本を借りて仕組みを作ることができます。
不動産投資のメリット・デメリットは?
資産運用の中でも不動産投資のメリットとデメリットは大きく下記のとおりです。
メリット
・銀行の不動産投資ローンで不動産を購入できる
・入居者からの家賃収入が得られる
・節税対策になる
・生命保険代わりになる
デメリット
・物件選び、管理会社、ローン付け、出口戦略など検討事項が多い
・売りたいときに売れないリスクがある
・空室リスクがある
参考>>サラリーマンが資産運用するなら?不動産投資のメリット・デメリット
不動産投資をするにあたっては、全てを業者頼みにせずご自身で勉強をすることも当然必要です。ただ、他の不労所得を得る方法を取ったとしても、勉強も必要ですし、労力をかけることも必要になります。
1つ目の不動産投資のメリットに上げましたが、銀行の不動産投資ローンを活用できるのは不労所得を生むためには大きな一助になります。
主婦におすすめの不労所得は?
もし主婦の方で不労所得を築くのであれば下記を意識されると良いでしょう。
・自宅でスマホやPCだけでできる
・スキマ時間でできる
・将来資産として仕組み化できる
不労所得の種類の中の仕組みを作るもので、具体的にはブログ、YOUTUBE、インスタグラムなどが良いでしょう。
不用品販売でメルカリをやってみるなども一つですが、販売を続けているだけでは仕組みにはなりえません。ご自身が初めに実施した内容を元にブログやYOUTUBEで発信することで詳しい内容を知りたい方に向けてコンテンツ販売をすることで仕組み化をすることができます。
SNSなどで見る簡単さを謳うものには注意
よくSNSを通じて、誰でも簡単1日3分で不労所得や高額報酬などを謳った商材、コンサルを見かけますが注意しましょう。
主婦やママをターゲットにした詐欺商品である可能性が高いです。
無料で情報収集できるため、一例で上げたっブログやYOUTUBEなどを小さくご自身で始めることから取り組んでみましょう。
手っ取り早く、開始して半年で月10万円を稼げることは多くはないため、1年で1万円を安定的に収益を上げてくれるような目標で行うと無理なく継続できるのでは無いでしょうか。
不労所得で月10万円稼ぐには?
不労所得で月10万円を稼ぐためには、売上目標と達成に対するコストを逆算して取り組むようにしましょう。1例としてブログと不動産投資をあげます。
ブログの場合、収益のメインがグーグルアドセンスないしはアフィリエイト広告での売上になります。ブログの場合は初期費用やランニングコストが小さくドメイン代やサーバー代金を含めても年間1〜2万円程度で済みます。
売上がそのまま月々の稼ぎにできることも珍しくないため、例えばアフィリエイトで月10万円を稼ぐのであれば1万円のアフィリエイト報酬のものを月10件成約すると月10万円の稼ぎにできます。ただしアフィリエイトは広告主の報酬の承認、非承認があるため現実的にはあと2,3件多く成約を出しておきたいものです。
不動産投資の場合、月々の主だった収益は家賃収入になり、支出はローン返済や管理費、修繕費となります。
月々10万円稼ぐのであれば、以下の組み合わせを検討すると良いでしょう。
・稼ぎが月々1万円物件を10戸持つ
・稼ぎが月々3万円物件を3~4戸持つ
・稼ぎが月々5万円物件を2戸持つ
・稼ぎが月々10万円物件を1戸持つ
不動産投資であれば物件を複数所有することでリスク分散を行いながら稼ぎを殖やしていくことができます。
ただし、不動産投資ローンがいくらまで借り入れできるかはその方の属性や物件によります。年収ごとに借入可能額も異なるため予め確認し、戦略を練ることが大切でしょう。
複数の不労所得を持つイメージが大切
一例でブログや不動産投資を上げましたが、不労所得を得るためにひとつだけにこだわらなくても良いです。不動産投資を実践していることをブログやYOUTUBEで発信することで、不動産投資の稼ぎだけでなく、ブログやYOUTUBEでの稼ぎも期待できるようになるでしょう。
一つだけで月々10万円の稼ぎを出すことが難しい場合は、複数の仕組み化、ビジネス、資産運用を組み合わせて行くと良いでしょう。
いくつかの仕組みを作り上げて大きくなれば、会社員の方はセミリタイアを果たすことも可能になるでしょう。
参考>>セミリタイアには資金がいくら必要?メリット・デメリットも解説
不労所得にかかる税金の種類は何?
所得税法では10種類の所得に分かれます。
利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得、雑所得の10種類の所得です。
そのうち、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、譲渡所得、一時所得、雑所得などの7種類にかかる税金が不労所得にかかる税金に分けられます。
引用:所得の種類と課税のしくみ
ただし、所得税法に不労所得という明確な分類はありません。
以下で代表的な不労所得である利子所得、配当所得、不動産所得に関する税金の考え方を記載していきます。
利子所得にかかる税金
利子を受け取ったときには利子所得として課税対象になります。
利子所得とは、以下にかかる所得となります。
・預貯金及び公社債の利子並びに合同運用信託
・公社債投資信託及び公募公社債等運用投資信託の収益の分配(国債や地方債等の利子を除く。)
参考:国税庁 No.1310 利息を受け取ったとき(利子所得)
定期預金を預けていて、利子を受け取ることが最もイメージしやすいのではないでしょうか。
利子所得の金額は、利子等の収入金額(源泉徴収される前の金額)が、そのまま利子所得の金額となります。
利子所得にかかる税金は原則、支払を受ける際に利子所得の金額に一律15.315%(他に地方税5%)の税率を乗じて算出した所得税・復興特別所得税が源泉徴収されます。
利子所得が非課税になる場合
利子所得が非課税になる場合があります。具体例はこちらです。
・マル優制度の活用
・財形住宅貯蓄を活用
全員が利用できるものではありませんが、企業の福利厚生の一環として財形住宅貯蓄があるのであれば利用目的は住宅購入に限られてしまうものの活用を検討しても良いでしょう。
配当所得にかかる税金
配当収入を受け取ったときには配当所得として課税対象になります。配当所得とは、以下にかかる所得となります。
・株主や出資者が法人から受ける剰余金や利益の配当
・剰余金の分配
・基金利息
・投資法人からの金銭の分配
・投資信託(公社債投資信託及び公募公社債等運用投資信託以外のもの)及び特定受益証券発行信託の収益の分配
株式や投資信託を保有していて、配当金や分配金を受け取ることが最もイメージしやすいのではないでしょうか。
配当所得の金額は、収入金額(源泉徴収税額を差し引く前の金額)-株式などを取得するための借入金の利子、によって求められます。
配当所得にかかる税金は、配当等の支払の際に株式等の区分に応じて所得税等が源泉徴収されます。例えば上場株式等の配当等の場合は、15.315%(他に地方税5%)の税率により所得税及び復興特別所得税が源泉徴収されます。
利子所得にかかる税金とイメージは近いのはないでしょうか。
米国株は二重課税されている?
国内の証券口座で米国株を投資している方もいるのではないでしょうか。銘柄によっては配当金のある株式や投資信託がありますが、実は日本で課税される前に米国でも課税をされています。
米国株で配当金が出た場合、10%税金がかかった後日本で20.315%源泉徴収されます。
このように二重課税が発生しているため、二重課税を是正する方法として確定申告をすることで外国税額控除を受ける方法があります。配当金の出る米国株の保有割合が多い方は外国税額控除を受けることを検討しつつ、必要に応じて税務署や税理士などに相談してみましょう。
不動産所得にかかる税金
不動産収入を受け取ったときには不動産所得として課税対象になります。
不動産所得とは、下記に該当する所得のことをいいます。
・土地や建物などの不動産の貸付け
・地上権など不動産の上に存する権利の設定及び貸付け
・船舶や航空機の貸付け
引用:国税庁 No.1370 不動産収入を受け取ったとき(不動産所得)
個人の不動産投資家が得られる不動産所得は、上記の土地や建物などの不動産の貸付けもしくは地上権など不動産の上に存する権利の設定及び貸付けによるものが多いでしょう。
不動産所得の金額は、総収入金額-必要経費によって求められます。
不動産所得にかかる税金は総合課税のためその他の所得と合算して確定申告する際に課税をされます。
不動産投資で節税ができる?
不動産所得は総合課税のためもし事業が赤字の場合は他の所得金額を赤字分だけ少なくする事ができます。そのため、サラリーマンや公務員の方は不動産投資をすることで、赤字であっても節税が効くといった説明をする営業マンがいます。
赤字でも問題のないケースでは、キャッシュフローは黒字でありながら減価償却によって帳簿上赤字になっているケースです。
本来は不動産投資をするからには利益を出して運用したいものです。確かに不動産投資で節税になる面もありますが、節税目的で赤字ありきの物件を購入してしまうと不動産投資そのものが失敗する可能性が高まるため注意しておきましょう。
まとめ 不労所得作りをするなら1日でも早くしよう
今回は、おすすめの不労所得一覧!種類別のメリット、デメリットに関してお届けしました。
種類としては大きく3種類で、仕組みを作る、ビジネスを立ち上げる、資産運用をするの3つです。時間があるかどうか、月々どの程度の不労所得の仕組みを作り上げたいかにもよりますが、サラリーマンの方にとってのおすすめは手軽に始めるなら1つ目の仕組みを作るですし、中長期で自分の資産を築き上げたいのであれば3つ目の資産運用です。
資産運用であれば、不動産投資ローンを活用できる不動産投資が不労所得を築くのにはおすすめです。
この記事を不労所得の種類がわかり、また不動産投資にご興味が高まったのであればご自身が安全に不動産投資を始めるにあたって、まず借入可能額を把握してみることをおすすめします。
不動産投資は、現金で買わない限り不動産投資ローンを借りることになりますが、そもそも借り入れできるのか、そしていくらまで借入するのが安全なのかは不動産会社は教えてくれません。
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